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柴田元幸×トウヤマタケオ/ J・ロバート・レノン『たそがれ』

2,420円

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アメリカの作家・J・ロバート・レノンの6短篇を、翻訳家・柴田元幸と音楽家・トウヤマタケオが朗読と歌とピアノでコラボレーションしたCD『たそがれ』です。 — アーティスト:柴田元幸×トウヤマタケオ タイトル:J・ロバート・レノン『たそがれ』 カタログ番号:ign-002 レーベル:ignition gallery 発売日:2019年2月2日 収録曲数:9曲 パッケージ:ジュエルケース/32Pブックレット付き 小説:J・ロバート・レノン/柴田元幸 訳 ライナーノーツ:柴田元幸 朗読:柴田元幸 歌とピアノ:トウヤマタケオ ドローイング:nakaban デザイン:横山雄 録音/ミックス/マスタリング:甲田徹 曲目: 1. coda 2. 道順 3. 軍服 4. Sofia 5. 紅茶 6. クーポン 7. たそがれ 8. 短さ 9. 追伸 -- ■たそがれについて 翻訳家・柴田元幸にとって、音楽家・haruka nakamuraとコラボレーションしたアルバム、ブライアン・エヴンソン『ウインドアイ』に続き、朗読と音楽によるセカンドアルバムとなります。 『たそがれ』は、2018年10月に兵庫県・篠山にあるrizmで開催した、柴田元幸とランテルナムジカのライブを音源化したものです。 ランテルナムジカは、音楽家・トウヤマタケオと画家・nakabanによる幻燈ユニット。CD化にあたり、ライブでnakabanが描いたドローイングを、アルバムアートワークに採用しました。 柴田元幸の朗読とトウヤマタケオの音楽によるJ・ロバート・レノンの短篇6作品のセッションに、トウヤマタケオのソロ3曲をくわえた全9曲で、J・ロバート・レノンの世界観を表現しています。 ■J・ロバート・レノン、収録作品について J・ロバート・レノンはアメリカの小説家で、現在、コーネル大学で創作と英文学を教えています。 CDに収録した「道順」「軍服」「紅茶」「クーポン」「たそがれ」「短さ」の6作品は、Pieces for the Left Hand: 100 Anecdotesと題された100篇の短篇から成る本に収められています。 「道順」「軍服」は柴田元幸が責任編集の文芸誌『MONKEY vol.2』に収録されており、その他の4作品は本邦初訳です。 100篇の中から、柴田元幸が最も愛する6作品を選びました。 J・ロバート・レノンの世界観について、柴田元幸が自身のライナーノーツで以下のように述べています。 “どの作品もユーモア(光)とメランコリー(影)が織り交ぜられていて、配分はそれぞれ違うが(たとえば「軍服」はユーモア主流だし、「紅茶」はメランコリー中心)、両者のごく自然な絡み合いが、作品を再読・再聴に耐えるものにしている” このレノンの世界観は、トウヤマタケオの世界観とも通じるものだと思います。昼でも夜でもない“たそがれ”の優しさとさみしさを、朗読と音楽によって体感してもらえたら。 ■ブックレットについて CDには、柴田元幸訳によるJ・ロバート・レノンの短篇6作品と、ライナーノーツを収録した32ページのブックレットが付いています。 CDを聴きながら小説を読むことも、CDだけ聴くことも、小説だけ読むことも、できます。何度でも、再読・再聴し、柴田元幸が翻訳する時に聴いていたJ・ロバート・レノンのボイスを、楽しんでもらえたら嬉しいです。

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