上映劇場で販売中の映画『エルプラネタ』の公式パンフレットが届きました。
監督・脚本・主演・プロデュース・衣装デザインをしたアマリア・ウルマンのインタビュー、「つくる理由」著者・林央子やコラムニスト・山崎まどか、映画評論家・山崎直人のコラムなど、読み応えあり。
「女性たちの反感より共感をあつめる理由は、世界が自らに課してくる制限を、自分の工夫でなんとか日常的にひっくり返そうとするパワーによるのではないだろうか」(林央子のコラムより)
映画『エルプラネタ』について
ミレニアル世代アーティスト、アマリア・ウルマン。
今を生きる私たちの胸に突き刺さる“リアル“と”虚構”。
2014年、InstagramとFacebookでミレニアル世代の”リアル”と”虚構”を鋭く描いたパフォーマンス・アート「Excellences & Perfections」で一躍脚光を浴びた時代を象徴するアーティストとなったアマリア・ウルマン。
そのルックスを生かし自らを被写体として、作品を次々と発表し、2015年にはGucciのクリエイティヴデジタルプロジェクト#GucciGramに起用され、2016年、Forbes 30 Under 30 「世界を変える30歳未満」30人に選出。アマリア自身のInstragram投稿が作品として高く評価された結果、テート・モダンやホワイトチャペル・ギャラリーにデジタルアーカイブされるなど、今、絶対に目が離せない注目度急上昇中のアーティストだ。
21年には映画界にも進出し、自身が監督・脚本・主演・プロデュース・衣装デザインを務め、崖っぷち母娘の虚構にまみれた暮らしを描いた『エル プラネタ』が、サンダンス国際映画祭で話題をかっさらった。その映画的センスがジャン=リュック・ゴダール、ジム・ジャームッシュ、グレタ・ガーウィグを彷彿させる、と世界の映画人たちから高く評価された。そして同年、第78回ヴェネチア国際映画祭では新人監督審査員に異例の大抜擢を果たし、今後ますます目が離せないアマリア・ウルマンの初期衝動が詰まった初長編映画がいよいよ日本でも劇場公開され、話題を呼んでいる。
配給:シンカ/ 提供:シンカ、シャ・ラ・ラ・カンパニー
*写真に掲載されているポストカードは付属されていません。