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『イリュミナシオン ランボオ詩集』アルチュール・ランボオ著 金子光晴訳

2,420円

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二人の詩人の邂逅 パリで詩人としての人生を焼き尽くした早熟の天才・ランボオの代表的詩集『イリュミナシオン』。若き頃妻とパリに流れ着いた金子光晴による翻訳が響き合う。表題作のほか、代表作『酔っぱらいの舟』等も収録。訳者による解説を付す。 林からこぼれでるせせらぎは、誰もこない砂地に吸われ、  風は、空から沼地へ、氷のけずり屑を投げつけた。  さて、僕は、黄金や、真珠貝の採取者のように、 のむことの気苦労はなかったと広言はらったものだった! ――ランボオ(詩人)   ランボオの名は、光り輝いて、日を経るに従って、いよいよ新たに、若い芸術家の血肉をつくりつづけている。昨日の花がみるかげもなくしぼんでゆく変転の世相のめまぐるしさの中でまことにそれは稀有なことといってもいい。 ――金子光晴(詩人) 著 者 略 歴 アルチュール・ランボオ Arthur Rimbaud フランスの代表的詩人。1854年北フランスに生まれる。16歳にしてすでに第一級の詩を著したが、74年以降は各地を放蕩、80年には貿易商人として生活を営んだ。91年、37歳で他界。 訳 者 略 歴 金子光晴〈かねこ・みつはる〉詩人。1895年、愛知県海東郡越治村に生まれる。早大、東京美学校、慶大をいずれも中退したのち、詩作を始める。『こがね蟲』(1923年)の出版で詩壇に認められる。28年には妻であり作家の森三千代とともに日本を脱し、アジア、ヨーロッパを放浪した。詩集に『落下傘』『蛾』『鮫』など。75年没。 - 装  釘:鈴木哲生 - 編  集:中村外 - 仕  様:四六判(190 × 129 × 18.1ミリ)232頁 - 用  紙:キンマリV_128g/㎡|TSギフト-7 ホワイト|NTラシャ グレー20|OKアドニスラフ70_56g/㎡

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