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本屋が息づくと、その街が息づく──
韓国各地に個性的な街の本屋が誕生し「本屋巡り」が定着するほど注目を集める一方で、日々どこかで本屋が店を閉じている。
長年にわたり韓国の出版業界を見つめてきた著者が、奮闘する街の本屋の姿を中心に「本の生態系」を描き話題となったノンフィクション。
日本語版には出版ジャーナリスト石橋毅史を「案内人」に迎え、解説やオリジナルエピソードも収録。
夏葉社代表 島田潤一郎による寄稿も巻末に収録。
目次
案内人あいさつ
第1章 街の本屋、ブームの始まり
第2章 誰が、なぜ、どうやって?
第3章 街の本屋はどんなところ?
第4章 本屋で食べていけるのか?
第5章 生死のカギを握る「供給率」と「納品」
第6章 避けられない話、図書定価制
第7章 小さな羽ばたきは始まっている
第8章 持続可能な明日に向かって
刊行前に読みました/三一文庫代表 キム・ギジュン
本書を取り巻く日々の風景
案内人より最後のコメント
同じ人たち/夏葉社代表 島田潤一郎
渡辺麻土香(翻訳) 石橋毅史(解説)
発行:クオン
四六判 284ページ 並製