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『かのひと 超訳 世界恋愛詩集』菅原敏

1,870円

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「もうおしまいだ」とあなたがいった。 そうね わたしは年をとった。 時雨に濡れる木の葉も かつての約束の言葉も 色あせてしまったから。 《今はとて 我が身時雨にふりぬれば 言の葉さえに うつろひにけり》 小野小町 今の恋も、昔の恋。 どの時代、どの国に生きようと、恋すれば私たちは何ひとつ変わらない。 ゲーテ、シェイクスピアから小野小町まで。恋愛を題材とした古典作品をモチーフに、気鋭の詩人 菅原敏が独自の感性で現代詩に昇華させた三十五編を収録。 現代美術家 久保田沙耶による古さと新しさを掛け合わせた斬新な絵も詩集に彩りを与えている。 ブックデザインは多方面で活躍中のクリエイティブ・デザインスタジオ KIGIが担当。 大事な「かのひと」への贈り物にも使えるアーティスティックな一冊となっている。 Web連載時から注目を集めた異色の「超訳」恋愛詩集、待望の書籍化。 菅原敏 詩人。明治大学法学部・文学部卒。2011年、アメリカの出版社PRE/POSTより詩集「裸でベランダ/ウサギと女たち」で逆輸入デビュー。雑誌や新聞での執筆活動を軸に、異業種とのコラボレーション、ラジオやテレビでの朗読、デパートの館内放送ジャックなど、幅広く詩を表現。Superflyへの歌詞提供、東京藝術大学との共同プロジェクト、美術家とのインスタレーションなど音楽や美術との接点も多い 久保田沙耶 アーティスト。1987年、茨城県生まれ。筑波大学芸術専門学群構成専攻総合造形、東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻油画研究領域卒業。日々の何気ない光景や人との出会いによって生まれる記憶と言葉、それらを組み合わせることで生まれる新しいイメージやかたちを作品の重要な要素としている。個展「Material Witness」(日英大和基金)や、アートプロジェクト「漂流郵便局」(瀬戸内国際芸術祭2013)など

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