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『ダイアローグ』ヴァージル・アブロー

1,980円

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平岩 壮悟(訳) 「私が後世に残したいと思っているのは、なによりもメインストリームを変えるロジックなんです」(ヴァージル・アブロー、本書より) 「彼の発言はすべて引用に値する」――フランク・オーシャン @blonded 「真の天才クリエイター」――BTS @BTS_twt 「預言者がまたひとり早逝してしまった」――パティ・スミス @thisispattismith 自身のブランド、オフ‐ホワイトでストリートウェアとハイファッションを融合。ナイキやイケアとの斬新なコラボレーション。ルイ・ヴィトン初の黒人デザイナー就任――ハイとロー、観光客(ツーリスト)と純粋主義者(ピュリスト)のあいだを軽やかに往復し、ヴァージル・アブローは創造の可能性をどこまでも探求しつづけた。 本書は、2021年11月に41歳で急逝した彼が遺した2016年から21年までの主要な対話9本を、日本オリジナル編集で翻訳。ヴァージルのアイデア、仕事、思想、生きかたが、あますところなく語られる。回顧展"Figures of Speech"カタログでのレム・コールハースとの対話や『新潮』2022年3月号で紹介された最後のロングインタビューも収録した、『“複雑なタイトルをここに”』の姉妹編。 ー 目次 クールとはなにか? トム・サックスとの対話 デュシャンは私の弁護士 トム・ベットリッジとの対話 Tシャツだから苦い薬も飲み込める ハンス・ウルリッヒ・オブリストとの対話 物をもたない時代の消費主義 レム・コールハースとの対話 観光客と純粋主義者のあいだ ジョナサン・ウィングフィールドとの対話 権力を溶解させる ジャック・セルフとの対話 建築のあとで レム・コールハース、サミール・バンタルとの対話(回顧展カタログ収録) 100パーセント アンニャ・アロノウスキー・クロンバーグとの対話(回顧展カタログ収録) 黒人の正典を定義する アンニャ・アロノウスキー・クロンバーグとの対話(『新潮』2022年3月号初出) 訳者あとがき ヴァージル・アブロー略年譜 ー ヴァージルにとっての対話とは、彼が得意とした「コラボレーション」の一形式だったとも言えるかもしれない(…)この対話集にも、ヴァージルが後世に残そうとした思想や方法論の断片が散らばっている。読者のみなさんが本書をそれぞれ読み解き、思考や創作のツールとして使ってくだされば幸いである。 (「訳者あとがき」より) ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh) 1980年9月30日、ガーナ移民の両親のもとシカゴ近郊のロックフォードで生まれる。ウィスコンシン大学マディソン校で土木工学を、イリノイ工科大学大学院の修士課程で建築を学んだのち、カニエ・ウェストとの仕事を経て、2012年に自身のプロジェクト「Pyrex Vision」を発表。2014年にはファッションブランド「Off-White c/o Virgil Abloh™」を設立。自身のブランドと並行して、ナイキやイケアとのコラボレーションなど数々の作品を生み出す。2018年、ルイ・ヴィトンのメンズ・アーティスティック・ディレクターに就任。2019年、シカゴ現代美術館で回顧展「Virgil Abloh: "Figures of Speech"」を開催し、同名の書籍を刊行。2020年、アメリカの黒人学生の教育を支援する財団「Virgil Abloh™ "Post-Modern" Scholarship Fund」を設立。2021年11月28日、心臓血管肉腫のため41歳で急逝。 発行:アダチプレス A5変型判 縦210mm 横135mm 厚さ13mm 290g 200ページ 並製

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