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『翻訳、一期一会』鴻巣友季子、多和田葉子、斎藤真理子ほか

1,980円

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鴻巣さんが課題テキストを横尾忠則さん、多和田葉子さん、ダイヤモンド☆ユカイさん、斎藤真理子さんと訳して対談していくのだけど、特に横尾さんの「BLOWIN' IN THE WIND」ボブ・ディランの訳が凄くて、ここまで広く深く読み込めるのかと。翻訳にはここまでその人の生き方が投影されるのかと。 それはつまり、人それぞれの解釈によって意味が変わる言葉の奥深さでもある。言葉には意味の伝達だけではないものが含まれているということ。 脳の中で火が焚かれたような面白さでした! ・・・・・・・・・・ (以下 公式情報) 鴻巣友季子 横尾忠則 多和田葉子 ダイアモンド☆ユカイ 斎藤真理子 呉明益 温又柔 天野健太郎 Blowin' In the Windの訳は、「答えなんかほっておけ」?! 翻訳ってこんなに型破りでいいの? 待望の「翻訳問答」シリーズ第三弾! 各ジャンルの豪華ゲストが参戦。 横尾忠則氏によって、ボブ・ディラン『風に吹かれて』が宇宙的解釈でよみがえる。 「まるでカフカ!」な、多和田葉子氏訳の『おくのほそ道』を堪能。 ロッカー魂が炸裂する翻訳、ダイアモンド✡ユカイ氏のイーグルス『ホテルカリフォルニア』。 ミッチェル『風と共に去りぬ』をテーマに繰り広げられる、翻訳家・斎藤真理子氏との「翻訳家あるある」。 今回は英語だけでなく、ドイツ語、韓国語まで横断し、翻訳や言語の自由さ・面白さを探っていく。 作家の呉明益さんと温又柔さん、翻訳者の天野健太郎さん、鴻巣友季子さんの特別座談会も収録(『早稲田文学』2015年冬号に掲載)。台湾の文学や言語の歴史、複数の言語をまたぐ文学作品の翻訳について語りつくす。 ー 目次 はじめに 翻訳問答のルール 横尾忠則 BLOWIN’ IN THE WIND 答えなんかほっておけ/風に吹かれて 多和田葉子 HATEFUL THINGS(THE PILLOW BOOK)& THE TRAVELLERS OF ETERNITY (THE NARROW ROAD TO OKU) ふゆかいなもの 百代の過客/むかつくこと 久遠の旅客/にくきもの 百代の過客 ダイアモンド☆ユカイ HOTEL CALIFORNIA ホテル・カリフォルニア/ホテル・カリフォルニア 斎藤真理子 GONE WITH THE WIND 風と共に去りぬ/風と共に去りぬ 【座談会】呉明益+ 温又柔+ 鴻巣友季子( 通訳= 天野健太郎) 多言語の交錯するほうへ − 『歩道橋の魔術師』を通じて 本書でふれた翻訳書および現代語訳など ー 四六判 並製 240ページ 鈴木千佳子/装幀

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