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野村日魚子の第一歌集。
死者の章、生きている人間たちの章、()、嵐になる、と4つに分けられていて、そのすべてで日常と地続きの生死が語られ、ひとつの物語世界のようにも感じる。川上弘美さんの作品世界も想起する。
好きになった人間に名前をつけるといつも短命で悲しくなりすこしだけ泣いた
やわらかいものを食べようそのあとに寝ようねいくつもはない夜たち
いずれ死ぬ人のことをおもうとき春なのになんで一面の雪?
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野村日魚子 のむら・かなこ
一九九三年生まれ。二〇一六年、短歌をはじめる。本書が第一歌集です。
ナナロク社
判型:B6変形 仮フランス装 184頁
装丁・画:鈴木千佳子