other
{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/1

『植物考』藤原辰史

2,200円

送料についてはこちら

今もっとも注目される歴史学者の新機軸 人間は何より高等な生命だと私たちは思いがちだ。だが、それは真実だろうか?歴史、文学、哲学、芸術を横断し、ありうべき人間の未来をさぐるエッセイ。 目次 ◆第1章  植物性 植物と人間の違い  植物性 植物は動かないのか  炸裂 人間の根と葉  ◆第2章  植物的な組織 出町柳の根性松  植物の知性について  マンクーゾの描く植物的な未来  植物的な政治? 評価機構なき組織化 マンクーゾを超えて  ◆第3章  大気のクリエーター コッチャの「植物の哲学」 枯葉剤 大気と太陽  浸り  「浸り」を買う時代 ◆第4章  植物の舞踏―ブロースフェルトの『芸術の原形』に寄せて ブロースフェルトの写真  ベンヤミンの評価  建築物としての植物  彫刻作品としての植物  踊りとしての植物  『芸術の原形』が教える植物論 ◆第5章  根について 起死回生  根の形態  植物恐怖症  ハンナ・ヘーヒ  立てこもる庭  ヘーヒの植物の絵の特徴  嵐の時代の根毛  ◆第6章  花について 花束について  劇場としての花  理性としての花  ◆第7章  葉について 「モンステラ王」  裂ける葉  食べられる葉  飛翔できない鳥  植物性の青い針  葉のない植物  冷却装置としての葉  ゲーテにとっての葉  教訓詩「植物のメタモルフォーゼ」  空気間隙  植物の多孔性  ◆第8章  種について 種とはなにか  種と風船  植物と歴史学  植物と帝国主義  『植物と帝国』  種に振り回される人間の歴史  バジルの慈悲  『種蒔く人』のなかの植物  理草花  思想を食べる  吸水と酵素  血と土を超えて  ◆第9章  「植物を考える」とはどういうことか 植物らしさの在処  完全菜食主義者の「植物中心主義」批判  植物の権利  植物の美  植物を食べること  スキン・プランツ  あとがき 四六判並 240頁 生きのびるブックス

セール中のアイテム