何者かにならなきゃ、成功しなきゃっていう圧が強い社会だけど、まず何より大切なのは自分が生きて在ること。 ちっぽけで全然すごい人間じゃなくても、一人しかいない自分を大切にする。自分に失礼のない環境を整えて、充分のびのびとやってもらう。有名無名関係なく、自分なりにコツコツやっていくことで見えてくるものがある。しっかりのんびりして、楽しく構える。 競争社会から身を守り、自分らしくあるための思考法。『ベルリンうわの空』に続き、励まされます。ぜひ。 ーーーーー （以下 公式サイトより） 『ベルリンうわの空』香山哲が考える、自分らしくあるための思考法。 『ベルリンうわの空』の連載を終えた香山哲が、次なる「プロジェクト」＝「新連載」に向けた創作のアイデアをとことん熟成、発酵させ、次なる連載に辿り着くまでの全過程を公開。アイディアを生み・実行に移し・続けていく、この一連の流れを「プロジェクト」と捉え、どうすればムリなく・自分らしい方向へと進めるのかを実践していく。 勉強、仕事、趣味、生活……、人生にやってくる「プロジェクト」に関わるすべての人に贈る、香山流・ライフデザインの書！ とてもふしぎなオール2色印刷！ 等身大のハウツー満載！ ●何をしたいか知りたいときは、自分自身にインタビューをしてみる。 ●プロジェクトをまとめるときは、「チラシ」をつくるように。 ●安心してスパークするために、最初に不安を知っておく。 ●自分のやっていることを見くびらない。 ●自分なりにコツコツやっていくこと自体が、自分の幸せだ！ ●しっかりのびりして、楽しく構えよう。 経済思想家・斎藤幸平 推薦！ 「発酵させよ。そこに創造のヒントがある。」 目　次 １　人生はプロジェクトの連なり ２　何のために実行するのか ３　ざっくりアイデアを作る ４　エッジを整える ５　登場人物たちを考える ふろく　連載というかたちについて ６　読者を考える ７　編集者と意見交換する ８　アイデア倉庫を使う ９　創作として肉付けする 10　自分のリソースを考える 11　連載全体を仮確定する ふろく　業績について 12　いいスタートのために 13　不安や心配を整理する 14　完成後をイメージする 15　信頼できる人と話し合う 16　自分をスパークさせる 17　発酵具合を見極める あとがき