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『#発言する女性として生きるということ』チョン・ソヨン

2,200円

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李聖和 訳 私たちは共に、絶えず声を上げ、 お互いを思いやり、 しっかりと手を携えて生きていける 今注目の韓国SF文学界においてチョン・ソヨンは早くから小説を発表してきた作家の一人であると同時に、翻訳家として英語圏のSFを韓国の読者へ紹介し、創作の自由や権利を守る韓国SF作家連盟の初代代表も務めました。 本書はチョン・ソヨンが新聞等に寄稿したコラムや、SFの作品解説など全66編を収録したエッセイ集です。 フェミニズムに関するテーマや韓国社会が抱える課題(少子化対策、非正規労働、人種差別……)に対するまっすぐでぶれない著者の視線を通じて、韓国SFが日本の読者をも惹きつける理由も浮かび上がってくる一冊です。 <チョン・ソヨン 邦訳作品> 『となりのヨンヒさん』吉川凪訳(集英社) 「ミジョンの未定の箱」古川綾子訳(『最後のライオニ 韓国パンデミックSF小説集』収、河出書房新社) 目次 はじめに 第一部 信念を軽んじる世界で 第二部 発言する女性として生きるということ 第三部 私たちが物語になるとき 終わりに これが私の遺言 日本の読者の皆様へ 訳者あとがき 304ページ 四六並製 装丁 松岡里美(gocoro) チョン・ソヨン ソウル大学で社会福祉学と哲学を専攻。大学在学中にストーリーを担当した漫画「宇宙流」が2005年の「科学技術創作文芸」で佳作を受賞し、作家としてのスタートを切った。 小説の執筆と翻訳を並行する傍ら、延世大学法学専門大学院を卒業し、現在は弁護士としても活動している。 〈韓国SF作家連帯〉初代代表。 著書に『となりのヨンヒさん』(吉川凪訳、集英社)など。 李聖和(翻訳) 大阪生まれ。関西大学法学部卒業後、会社勤務を経て韓国へ渡り韓国外国語大学通訳翻訳大学院修士課程修了。現在は企業内にて通訳・翻訳業務に従事。 第二回「日本語で読みたい韓国の本翻訳コンクール」において「静かな事件」で最優秀賞受賞。 訳書に『静かな事件』(クオン)、『わたしの心が傷つかないように』(日本実業出版社)、『オリオンと林檎』(共訳/書肆侃侃房)など。

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