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僕のマリ+見汐麻衣 トークイベント
『今日のわたしを確かめる言葉』
日時:2024年3月22日(金)
時間:開場19:00/開演19:30(終演:21:00)
会場:twililight
詳細&お申込みはこちらから
https://peatix.com/event/3861630/view
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読み始めたら心が震え出し、「どうして、わたしは自分のことがわからないんだろう」という言葉で涙が溢れた。僕のマリさんの心の動きが自分の心の在処を教えてくれて、カが抜けて、生きてきてよかったと思った。また生きていけると思えた。書いてくれてありがとうございます。
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(以下 公式サイトより)
『常識のない喫茶店』著者・僕のマリの、原点。
秘めながら漏れ出す激情の奔流。
こんなにドキドキするエッセイ、他にない。
わたしはずっと、君みたいになりたかった。
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目次
ひかりのうた
忘れる練習
何が
天使の背中
スリムなわたしのかわいい骨
花の墓標
リノちゃん
愚かな
祝福
ディズニーランドのホテルのロビーで
ファストフードに駆ける
豚ロースを隠す
わたしと(の)料理
素うどんとハーゲンダッツ
笛を落とす
吸収と放出(一)
占いなんかで
吸収と放出(二)
寿司とビール
吸収と放出(三)
春だった
吸収と放出(四)
確かに恋だった
白いレースのひらひらの
金星
加速し続ける
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家族にも友人にも本音を言うのが苦手だった。何年生きても薄い関係しか築けないのが、ずっとコンプレックスだった。自分を晒すことにどうしても抵抗があり、踏み込むのも踏み込まれるのも躊躇した。そうやって生きてきたから、誰かの友情や愛情を目の当たりにすると、決まって後ろめたい気持ちになった。冷めたふりして飄々と生きているつもりだったけれど、本当はものすごく寂しかった。(本文より)
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発行:百万年書房
四六変型判 縦118mm 横188mm 厚さ15mm 重さ 203g 224ページ 並製