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※「『射精責任』をもっとよく知るための読書案内」、「『射精責任』編集後記」付き
全米騒然
ニューヨークタイムズ・ベストセラー
世界9カ国で翻訳
刊行前からSNSで話題沸騰!
望まない妊娠は、セックスをするから起きるのではない。
女性の50倍の生殖能力を持ち、
コンドームを着用したセックスは気持ち良くないという偏見に囚われ、
あらゆる避妊の責任を女性に押し付ける男性が、
無責任な射精をしたときのみ起きる。
望まない妊娠による中絶と避妊を根本から問い直す28個の提言。
「セックスをする人、セックスをしたい人、あるいは将来セックスをするかもしれない人を育てている人にとって、必読の書」(ワシントン・ポスト紙)
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【目次】
はじめに すべて男性にかかっているのです
1 男性の生殖能力は、女性の50倍
2 精子は最長5日間生き続ける
3 女性の排卵時期は、予測できない
4 排卵はコントロールできないが、射精は違う
5 女性用避妊具は、手に入れにくくて、使いにくい
6 男性用避妊具は、驚くほど簡単に手に入る
7 男性はコンドームが嫌いだというのは、思い込みにすぎない
8 精管結紮術は、卵管結紮術に比べて、リスクが低い
9 女性に避妊を期待しすぎている
10 男性が楽をできるなら、女性が苦しむのはしかたない?
11 セックスの最優先事項と目的は男性の喜びだ、と社会が教えている
12 女性は快楽なしで妊娠できる
13 望まない妊娠は、すべて男性に責任がある
14 自分の体にも、男性の体にも、責任を持つのは女性である
15 ターゲットを男性に絞る必要がある
16 男性の行動に責任を持たせることは、女性を被害者にしない
17 男女間の力の差は、簡単に暴力に繫がる
18 女性は妊娠から途中退場できない
19 妊娠と出産は正しく語られていない
20 子育ての現実と負担は計り知れない
21 妊娠が罰になるべきではない
22 養子縁組は中絶の代わりにはならない
23 無責任な射精をする男性のリスクはゼロ
24 精子は危険である
25 認めたくないみたいだけれど、男性は自分の肉体や性欲を管理できる
26 男性は自分が中絶を簡単に回避できると知っているが、そうしようとはしない
27 私たちは答えを知っている
28 行動に移そう
解説 齋藤圭介
訳者あとがき 村井理子
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原著者:ガブリエル・ブレア
起業家・ブロガー。2006年に解説されたWebサイト・DesignMom.comの創設者。当サイトは、タイム誌の「ウェブサイト・オブ・ザ・イヤー」に選出され、ウォールストリートジャーナル誌、ペアレンツ誌、ベターホームズ&ガーデンズ誌からトップ子育てブログとして賞賛され、アイリス賞の「ブログ・オブ・ザ・イヤー」を受賞。オンラインコンテンツ・クリエイターやクリエイティブな起業家のための超大型年次会議「Alt Summit」の創設者でもあり、現在14年目を迎える。最初の著作『Design Mom: How to Live with Kids』(2015年)と本作『射精責任(Ejaculate Responsibly: A Whole New Way To Think About Abortion』(2022年)はいずれもニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーになった。夫のベン・ブレアとのあいだには、ラルフ、モード、オリーブ、オスカー、ベティ、フローラ・ジューンの6人の子がいる。
訳者:村井理子(むらい・りこ)
翻訳家・エッセイスト。静岡県生まれ。滋賀県在住。
訳書に『ヘンテコピープルUSA』(中央公論新社)、『ゼロからトースターを作ってみた結果』『人間をお休みしてヤギになってみた結果』(ともに新潮文庫)、『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』(きこ書房)、『黄金州の殺人鬼』(亜紀書房)、『エデュケーション』(早川書房)、『メイドの手帖』(双葉社)など。
著書に『ブッシュ妄言録』(二見文庫)、『家族』、『犬(きみ)がいるから』『犬ニモマケズ』『ハリー、大きな幸せ』(以上、亜紀書房)、『全員悪人』、『兄の終い』『いらねえけどありがとう』(以上CCCメディアハウス)、『村井さんちの生活』(新潮社)、『更年期障害だと思ってたら重病だった話』(中央公論新社)、『本を読んだら散歩に行こう』(集英社)など多数。
解説者:齋藤圭介(さいとう・けいすけ)
社会学者。神奈川県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(社会学)。現在、岡山大学大学院学術研究院社会文化科学学域(文) 准教授。専門はジェンダー研究。
四六判変型 216ページ
太田出版