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『palmstories あなた』

1,980円

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★ 町田康+小山田浩子 『palmstories あなた』&『小島』(文庫版)刊行記念トークイベント 日時:2023年12月2日(土) 開場:19時30分 開演:20時 終演:21時30分 会場:twililight+オンライン 詳細&ご予約はこちら https://peatix.com/event/3766492/view - 2022年秋にスタートした出版社「palmbooks」。 1作目に刊行した、芥川賞作家・赤染晶子さんのエッセイ『じゃむパンの日』が素晴らしく、この本があれば落ち込んだ時でも大丈夫と思えます。 そんなpalmbooksの2冊めの書籍が、 「あなた」と「きみ」をめぐる5つの“てのひら”小説のアンソロジー「palmstories あなた」。 palmbooks という、てのひら(palm)にちなんだ名前にふさわしい、てのひらサイズのちいさな単行本に、 今、誰の書き下ろしを読みたいかなと考えていったときに5本の指に上がる、津村記久子、 岡田利規、 町田康、又吉直樹、 大崎清夏の鋭敏で個性光る書き手による掌篇5篇が収録されています。 素晴らしいコンセプトが見事な造本に落とし込まれた、掌篇小説集。ぜひてのひらに包んでお楽しみください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あなたが私に寄越してくれたさまざまな物が、 もしその時に手に入らなかったとしたらと考えると、 ちょっと恐ろしいなという気がしてくる。 津村記久子「六階を見習って」 此の度は機会を与えてくれてありがとう。 本当に感謝している。(...) そんな僕がつい、本当に、と書いてしまったのは マジで貴殿に感謝しているからだ。 町田康「言ひ譯」 あなたは引っ越してきたばかりの街を 一人で歩いている。 又吉直樹「行列」 なんであれば出来事とも呼べないかもしれないくらいのもの、きわめてうっすらとした出来事のようなものからでさえ、忘れがたい印象をふいに得る、ということはきみにももちろん時々起こる。 岡田利規「一月、生暖かい月曜日の午後のこと」 茂呂来さん、茂呂来さん、聞こえますか。(…)きっとそちらはいま、おくつろぎタイムですよね。 大崎清夏「眼鏡のバレリーナのために」

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