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『家族と厄災』信田さよ子

2,090円

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危機の時代”の家族のゆくえ パンデミックは何をもたらしたのか。家族で最も弱い立場に置かれた人々の、手さぐりと再生の軌跡をみつめた、ベテラン臨床心理士によるエッセイ。リアルなエピソードと実践経験から生まれた知見をもりこんだ、時代の荒波を生きぬくための必携書。 パンデミックは、見えなかった、見ないようにしていた家族の問題を明るみにした。 非常事態の水面下で起きていたこととは。新たな危機がやってきたとき、起こりうることとはーー。 社会の変化を視野に入れ、危機の時代の家族のありようを鮮烈に描写したエッセイ。 ー 目次 まえがき   ◆第1章 KSという暗号 カウンセラーを査定する 不穏な母 いつも誰かを背負って生きる 「かわいいよ」 フラッシュバックと痛み 私の手痛い失敗 侵入する記憶 ◆第2章 飛んで行ってしまった心 何もなかったかのように 文字で埋めつくされたノート 不思議な感覚 私は存在している KSがなくなる 言葉にこだわりけるつづけること ◆第3章 うしろ向きであることの意味 「未来志向」という強迫   whyからhowへ ナラティヴセラピー トラウマへの新しいアプローチ 「渦中」の危機と「その後」の危機   ◆第4章 マスクを拒否する母 不穏な視線   心理的に距離をとる   母の遁走   華麗な日々が暗転   あふれる感情 ◆第5章 親を許せという大合唱 四半世紀後のデジャヴ 「常識は変わらない」 加害と呼ぶことを許す言葉 あやまろうとしない親 戦うべき相手はだれか ◆第6章 母への罪悪感はなぜ生まれるのか クライエントの三分の二は家族問題を抱えて来所する 名づけることの意味   罪悪感が生まれる背景   「あなたのために」という偽装された自己犠牲 ◆第7章 「君を尊重するよ(正しいのはいつも俺だけど)」 孤立無援の日々 在宅勤務の夫 妻の納税額に衝撃 「君が望むなら」の本当の意味 責任転嫁と定義権の収奪 予期せぬ力関係の変化   ◆第8章 私の体と母の体 予知夢   コロナ禍の葬儀 三世代の流れ 「私以外の誰がいるんですか?」 主客の逆転――かけがえのない存在になる ケアをしながら、得られなかったケアを受ける   ◆第9章 語りつづけることの意味 玄関の向こうは人権のない世界 世代間連鎖への恐怖 抵抗できない強い磁力 見知らぬ人に手を差し伸べるように 「仲間」の存在 語りつづけること   見知らぬ人になって母も変わった 代弁するということ ◆第10章 むき出しのまま社会と対峙する時代 時代の空気がわからなかったあのころ 重層的厄災 誰かに起きた暴力が、自分の痛みをよびさます 社会・国家とむき出しで対峙する時代 ◆第11章 慣性の法則と変化の相克 ――一蓮托生を強いられる家族 非日常の日常化 カウンセリングが成立しなくなる? 変わりたくない社会が生むひずみ 例外として特権化される家族 DV相談件数と女性の自殺者数の増加 弱者化された主婦と女子高生 そしてウィズコロナの時代に   ◆第12章 現実という名の太巻きをパクっとひと口で食べる 向田ドラマの男たち 「届かなさ」が人気の秘密 シンポシカン 盤石な地層のような現実 先端とは何か コロナ禍の家族 あとがき――忘れないために、そして未来のために   主要参考資料一覧 ー 四六判並 192頁 生きのびるブックス

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