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『根っからの悪人っているの? 被害と加害のあいだ』坂上 香

1,760円

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著者の映画作品『プリズン・サークル』は、日本で1か所だけ、刑務所の中で行われている「TC(回復共同体)」という対話による更生プログラムを、20 代の受刑者4 人を中心に2 年間記録したドキュメンタリー。 本書は、この映画を手がかりに、著者と10 代の若者たちが「サークル(円座になって自らを語りあう対話)」を行った記録である。映画に登場する元受刑者の2 人や、犯罪被害の当事者をゲストに迎え、「被害と加害のあいだ」をテーマに語りあう。 目次 ※制作中のため、変更の可能性があります。 はじめに 第1回 初めての対話  『プリズン・サークル』を観て  「わかりたい」と思うには  「違い」に出会う 第2回 真人さんとの対話  刑務所のリアル  犯した罪をめぐって  大切なものとサンクチュアリ   コラム おすすめの音楽  サンクチュアリが壊れたあと 第3回 翔さんとの対話  感情に気づき、感情を動かす  サンクチュアリをつくる  自らの罪を語る   コラム 感情をめぐるワーク  聴く・語る・変わる 第4回 山口さんとの対話  事件に遭遇して——山口さんの被害体験   コラム 事件後の子どもとの関係性の変化  少年の居場所  少年と会う  被害者と加害者が直接会うこと——「修復的司法」   コラム 修復的司法の個人的な取り組み  揺れていい 第5回 最後の対話  4回の対話の感想  根っからの悪人っているの? おわりに 被害と加害のあいだをもっと考えるための 作品案内 坂上香(さかがみ・かおり) 1965年大阪府生まれ。ドキュメンタリー映画作家。NPO法人out of frame代表。一橋大学大学院社会学研究科客員准教授。映画作品に『Lifers ライファーズ 終身刑を超えて』『トークバック 沈黙を破る女たち』『プリズン・サークル』(文化庁映画賞・文化記録映画大賞受賞)、著書に『プリズン・サークル』(岩波書店)などがある。 四六判変型 168mm × 130mm 並製 192頁 装画:丹野杏香 創元社

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