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詩人・高田怜央と写真家・遠藤祐輔による、イメージとテクストの対話。本作では、京都の街を舞台に撮影と詩作が同時進行で行われました。ストリートスナップの通り過ぎていくモノクロの街並みと、そこから生まれるバイリンガルの叙情詩(リリック)のコラボレーション作品です。
目次
SCENE 1 Which dreamed it? 夢をみていたのはどっち?
SCENE 2 Wings of Desire 欲望の翼
SCENE 3 Blank verse 白拍子
SCENE 4 Stranger In Paradise 楽園の他者
SCENE 5 Lucifer Rising ルシフェルの被昇天
SCENE 6 Dead Don't Die お前はもう死んでいる
SCENE 7 Emptiness 無
SCENE 8 Le Fabuleux Destin 素晴らしき宿命
SCENE 9 Until the Day We Meet Again また逢ふ日まで
<寄稿文>
来馬哲平 "「誰か」としてのあなたのそばでKYOTOを辿りなおしたあと"
編集・発行人:岡田翔
寄稿:来馬哲平
デザイン:相島大地
協力:伊藤潤一郎、川野芽生、森脇透青、横田祐美子
発行:paper company
サイズ:210x148mm(A5)
ページ数:208p
言語:英・日
仕様:ソフトカバー|モノクロ オフセット印刷|PUR製本
限定 800部
高田 怜央 Leo Elizabeth Takada
翻訳者、詩人。1991年、横浜生まれ英国スコットランド育ち。上智大学文学部哲学科卒。主な翻訳に、映画「PERFECT DAYS」(制作・脚本・英語字幕、2023年)がある。英日詩に第一詩集『SAPERE ROMANTIKA』(paper company、2023年)、「FUTURE AGENDA [未来の議題]」他 二篇(『ユリイカ 』2023年3月号、青土社)、「AFTER YOU [あなたの跡]」(読売新聞 11/24・夕刊 、2023年)など。
遠藤 祐輔 Yusuke Endo
写真家。1985年宮城県仙台市生まれ。東京芸術大学美術学部先端芸術表現科卒業。大阪大学言語文化研究科博士前期課程修了。現在、大阪大学人文学研究科博士後期課程在籍中。2016年、「第15 回写真 1_WALL」ファイナリスト。2019年、「写真新世紀 2019」優秀賞受賞。個展に「目に置いていかれないように」(ニコンサロン/東京・大阪、2018)、「Post Decisive Moment」(IG Photo Gallery/東京、2021)、写真集に『幽霊の証言』(DOOKS)、『長井さんの話』(DOOKS)、『時間という概念がないところ、絵画と写真のように惹かれ合うけれど、光は境界線を漂うだけ』(DOOKS)、『Post Decisive Moment』(paper company)がある。