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『レディ・ムラサキのティーパーティ らせん訳「源氏物語」』毬矢まりえ、森山恵

2,640円

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★ 小川公代+森山恵『“ゴシック”と“らせん”がもたらすもの』 2024年4月26日(金) 開場:19時 開演:19時30分 終演:21時 会場:twililight+配信 ご予約、詳細はこちらから https://peatix.com/event/3903234/view ー 源氏物語はなぜ「世界文学」になったのか?千年前に紫式部が書き、百年前にアーサー・ウェイリーが英訳した「源氏物語」を現代日本語に再翻訳した著者が、時空を超えた物語の秘密と魅力を解きあかす。 高橋源一郎氏、推薦! 文学史に残る偉業、らせん訳「源氏物語」には、翻訳者姉妹による、もう一つの輝く「らせん」が埋めこまれていたのだ。   レディ・ムラサキとは、一体だれなのか?1925年、アーサー・ウェイリーによる初の英語版が刊行されて以来、世界各国に翻訳された「源氏物語」は、時代を超え国境を越え、中国古典からギリシャ・ローマ神話、聖書、シェイクスピア、プルーストやウルフらモダニズム文学、そして現代まで――。数多の異言語・異文化の波を潜り、「世界文学」として新たに生まれ変わった。千年前の古典原文、百年前の英語、現代日本語を往還しながら、『源氏物語』の〈らせん訳〉=トランスクリエーションを成し遂げた著者による、発見の喜びにみちた評論エッセイ! 目次 第1章 アーサー・ウェイリーとはだれか、 『ザ・テイル・オブ・ゲンジ』とはなにか 第2章 時空を超え〈戻し訳〉から〈らせん訳〉へ 第3章 シャイニング・プリンス・ゲンジ現る 第4章  青の部屋でのめぐり合い 第5章 木霊するシェイクスピア 第6章 末摘花の「まぼろしの王国」 第7章 深い森で待つサフラン姫 第8章 「あはれ」からメランコリーへ 第9章 失われた「鈴虫」を求めて 第10章 源氏物語再創造─二次創作、補作、アダプテーション 第11章 ウェイリー源氏、神秘の扉を開く 第12章 歓待するレディ・ムラサキの〈らせん訳〉 あとがき 毬矢まりえ(まりや・まりえ) 俳人、評論家。アメリカのサン・ドメニコ・スクール卒業。慶應義塾大学文学部フランス文学科卒業、同博士課程前期中退。妹の森山恵とともにアーサー・ウェイリー訳The Tale of Genjiを現代日本語に訳し戻した『源氏物語 A・ウェイリー版』全4巻(左右社)で「ドナルド・キーン特別賞」受賞。著書に『ドナルド・キーンと俳句』(白水社)、『ひとつぶの宇宙 俳句と西洋美術』(本阿弥書店)がある。 森山恵(もりやま・めぐみ) 詩人、翻訳家。聖心女子大学英語英文学科卒業、同大学院文学研究科英文学専攻修了。詩集に『夢のてざわり』『エフェメール』(ともにふらんす堂)、『みどりの領分』『岬ミサ曲』(ともに思潮社)、訳書にヴァージニア・ウルフ『波〔新訳版〕』(早川書房)がある。 四六版 320ページ 講談社

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