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『複数形の未来を脱植民地化する DecolonizeFutures Vol.1』反人種差別、フェミニズム、脱植民地化

1,650円

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Vol.1 反人種差別、フェミニズム、脱植民地化 | Anti-Racism, Feminism, and Decolonization 「家父長制、白人至上主義や人種差別。社会に存在する不平等や格差の原因は、植民地主義にあるのかもしれない。」 物理的な植民地支配が多くの地域で終わったにも関わらず、欧米諸国が行った経済的搾取や文化的な支配を通じて、暴力的な構造は今も私たちの生活に根付いています。 植民地主義の世界観では、欧米の文化が世界の中心であり、「シスヘテロ男性、白人(日本では人種的マジョリティである日本人)が最も人間らしい存在と見なされるヒエラルキーが生まれます。そして「女性/性的マイノリティ/有色人種の人々/非西洋の人々など」はヒエラルキーの下に位置付けられ、搾取され続けてきました。 Vol.1は、こうした現状に警鐘を鳴らし、フェミニズム、反人種差別がいかに脱植民地化と繋がるかを考える一冊です。 本号ではニューヨーク市立大学リーマン校のラローズ・T・パリス教授を招き、複数の社会課題が植民地主義と交差する様子に焦点を当てたレクチャーを行い、その講演を記事化しました。本文では、レクチャーや参加者との対話を可視化し、今の日本社会や言論空間において「脱植民地化」に関心を抱いた参加者と、ラローズ・T・パリス教授の対話の記録も紹介しています。 ー 「Decolonize Futures —複数形の未来を脱植民地化する」は、日本/東アジアにおける植民地主義の根深さ・脱植民地化の必要性についての議論を行い、複数形の未来の可能性を作るためのZINEプロジェクト。 文化や政治、歴史、学術など様々な角度で、歴史的な暴力および今の社会に続く植民地主義を批判し、脱植民地化についての言論空間を開いていくことを目的にZINE制作を行っています。 全88ページ 編集:酒井功雄、saki・sohee 印刷:株式会社大川印刷 言語:日本語/英語両表記 表紙:フルカラー 本文:白黒 サイズ:B6 (版元HPより)

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