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■山極壽一さん・孫泰蔵さんから推薦メッセージをいただきました
未来を切り拓くすべての挑戦者へ。
新時代の原点、そして原典が、ここに示された。
迷ったとき、ここへ立ち返ろう。
ー 孫泰蔵(連続起業家 /『冒険の書』著者)
膨大な情報が行き交い、AIによって思考力を奪われていく
現在、人間の創造性を取り戻す最適な方法は自然と肌で
接しながら自活の道を探り、信頼できる仲間と堅実な
ネットワークを作る、そう「新百姓宣言」にある。
ー 山極壽一(霊長類学者 / 京都大学名誉教授)
■内容紹介
人間がシステムに隷属するのではなく、創造の主体として、
一人ひとりの創造性がより自由に解放されるには?
本書では、今のCapitalism(資本主義)に至る社会システムのコンテキストとその本質や機能不全について考えた上で、
「つくる喜び」を最も大切にするCreativitism(創造性主義)というあり方を提示し、
それに向けた世界観や価値の転回について論じます。
そして、Creativitismの観点から見た暮らしや仕事のあり方と、
それに基づいた新たな社会の仕組みについて、仮説を展開します。
カネを最重視するCapitalismをはじめ、従来の権威的な主義と違って、
Creativitismが最も大切にする「つくる喜び」は、あくまで私たち一人ひとりが個人的に、自らの感覚によってしか確認できないものです。
だからこそ、身の周りの衣食住から、物事の解釈や意味づけという「見方」まで、
あらゆるレイヤーで私たちは一人ひとりが創造の主体であり、
日常の中のどんな営みからでも、「つくる」を楽しみはじめられる。
Capitalismの限界が様々な面であらわになりつつある今、
既存の社会システムに疑問を持ち、生き方や働き方を根本的に考え直す方が増えているのではないでしょうか。
「常識」や「正解」にただ沿うのではなく、自分が本当に大切にしたいことを、大切にしたい。
狭い範囲でコントロールするのではなく、より広い縁起の中で、偶発性を楽しみつつ、
自分が思い描くものを、自らの手でつくってみたい。
もしもそういった思いを抱いているのならば、本書はそういう方々に友人のように寄り添い、問いかけ、背中を押し、
ともに考え歩むような一冊になり得ると思います。
本書が、手に取ってくださったお一人お一人にとって、
自身の秘めた創造性に気づき、より花開かせるきっかけの一つになれれば幸いです。
■目次
補論
はじめに
1 内なる革命論
−Capitalism の限界
社会システムのコンテキスト
Capitalism の本質
Capitalism の功績
Capitalism の限界
Capitalism の機能不全
機能不全1:イノベーションの源泉である個性の画一化
機能不全2:人間を無力化することで成⻑する経済
機能不全3:共同体を破壊することで失われる柔軟さ
なぜ Capitalism に代わる新たな社会システムが出現しないのか?
−機械論から縁起論へ
1 「世界」の見方が変わる
2 「時間」の見方が変わる
3 「富」の見方が変わる
−Capitalism から Creativitism へ
人間の本質とは?
「つくる喜び」を最も大切にする Creativitism へ
理想の状態としての「遊ぶ」
「成功」と「成⻑」の新たな定義
Creativitism における「成功」
Creativitism における「成⻑」
Capitalism から Creativitism への変容によって反転する価値
Creativitism における暮らし方、働き方、学び方、交わり方
▪暮らし方
▪働き方
▪学び方
▪交わり方
−批判への応答
Q CreativitismはCapitalismを否定するのか?
Q Capitalism同様、Creativitismも結局は新たな権威を生み出すのではないか?
Q 創造性は如何にして数値化され、適切に管理されるのか?
Q Creativitismでは、気候変動や紛争といった地球規模の構造的課題を解決できないのではないか?
Q Creativitismは、人間を怠惰にするのではないか?
Q Creativitismはテクノロジーや社会システムを否定し、自然回帰を促しているだけではないか?
Q Creativitismは、私たちの意識を身近な環境のみに集中させることで、文明の発展を停滞させ、
退化させるのではないか?
2 探究の軌跡 「見方」というレバレッジポイントの発見
気づき1:冒険は安心の中で育まれる
気づき2:承認欲求のために利用される社会課題
気づき3:システムに依存する人ほど、変革を望まない
気づき4:人間は変わることを恐れる
気づき5:誰にも「社会」は操作できない
気づき6:レバレッジポイントを突くべし
気づき7:「見方」を変えれば「世界」が変わる
気づき8:「物語」が「見方」をつくる
気づき9:「問いかける」というあり方
気づき 10:余白を提示することの意味
気づき 11:「問 い 」としての 製品 や サ ー ビ ス
気づき 12:雑誌『 新 百姓』 とい う問 い
気づき 13:「素人」の時代
3 武器としての「衣食住をつくる知恵と技」
はじまりのおわりに
喜びの日々
恐れ
違うからこそ味わえる喜び
資本主義への疑問
虚構に踊らされる人間
「世界は自分の鏡」
思い通りにならない世界
死の意味の発見
生かされている私
人はみな創造の主
付録:How to Create Society of Creativitism
冒険としての「新しい文明づくり」
冒険を楽しむコツ1:小さく試す
冒険を楽しむコツ2:課題を機会に
冒険を楽しむコツ3:物語る
冒険を楽しむコツ4:共創する
冒険を楽しむコツ5:できることから始める
参考資料
著者紹介
■概要
判 型|文庫判
頁 数|256P(白黒)
(版元サイトより)
*帯の色は異なる場合があります