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「回復」とは、薬やお酒への依存が止まることではなく、地域の中で、孤立せずに安心して暮らしていけること。哲学、障害学、社会学ほか各方面に大きな影響を与え続ける彼女たちの実践。長く入手困難だった1冊に貴重な最新の増補を付す。
帯・推薦文=國分功一郎
目次
「生きのびるための犯罪」とは 上岡陽江
あたしたちのこと
ある日のミーティング
① 薬物を使っているとき思っていたこと
② 捕まってよかったこと、悪かったこと
③ 薬物依存症の女性のイメージって?
④ 学校や勉強とかについて思うこと
⑤ 「こんな人がいたら、よかった」
仲闇たちの話
凛ちゃん・ひとりじゃなかったんだね。
あたりちゃん・これからずっとシラフで、生きていけるかな。
ハルエさん・「地獄の底」は、豊かだった
あたしたちに必要なこと
〈 人権 (仮) 〉は、ついたり消えたりする
〈 人権 (仮) 〉の研究/治療、それとも自首ですか?/それは、遠い遠いかなたにある/真正面から「ください」と言う/ポン・デ・リングの法則/「日常」という崖/いごこちの悪さ、いたたまれなさ/こころが抜ける/大切にされた回数/生きのびるための犯罪/葛藤と叫びと/あたしたちに必要なこと/たっぷりと、どうしても。
「林」と「広場」のあいだから 川端知江
もしも、お母さんが「死にたい」と言ったら
お母さんの勉強/いつかまた、いっしょに/ポストがあふれる理由/泣きながら帰る母/そんな自分を責めている/「死にたい」というグチ/お母さんに必要なのは/人生でいちばん大切なこと/さいしょのひとこと
あとがき 仲間は笑う
増補 その後のあたしたち
あれから十年たちました 上岡陽江
続・ある日のミーティング――お金について考えてみた
統・仲間たちの話
うたちゃん・あの子どうしたのかな、って気づいてほしいな。
増補新版のあとがき
四六判 244ページ
新曜社