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『わからない彫刻 みる編 彫刻の教科書2』冨井大裕・藤井匡・山本一弥/編

2,640円

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さまざまな立場で彫刻に携わる24人の著者が 体験に基づいたリアルな言葉で彫刻をめぐる思考を綴る。 彫刻がいかに「わからない」もの=多様であるかを理解し、 「彫刻とは何か」を考える出発点となる一冊 多様な他ジャンルと交わりながら容易には捉えきれないほどの広がりをみせ、ときに「わからない」ものとされる現代の「彫刻」について、作家、ギャラリスト、学芸員、研究者、批評家、写真家、インストーラー等の多彩な著者が、「彫刻をみる」=「彫刻を展示する」「彫刻を記録する」「彫刻を考える」という面からそれぞれの視点で考察。武蔵野美術大学が『つくる編』に続いておくる『彫刻の教科書』第二弾。 編者: 冨井大裕・藤井匡・山本一弥 執筆者: 冨井大裕・藤井匡・山本一弥・長谷川さち・千葉由美子・三沢厚彦・森啓輔・戸田裕介・間瀬道夫・戸谷成雄・𡈽方大・山本糾・峯村敏明・利部志穂・勝俣涼・林卓行・保井智貴・gnck・箕輪亜希子・三輪健仁・留守玲・木田拓也・小田原のどか・石崎尚 ー 目次 はじめに 冨井大裕 概論 「もう一度、なぜ〈わからない彫刻〉か」藤井匡 彫刻をみる  彫刻を展示する   ギャラリーでの発表:ギャラリーでの3つの展覧会 長谷川さち             ギャラリーでなぜ彫刻を見せるのか 千葉由美子   美術館での発表:美術館の空間には個性がある 三沢厚彦           美術館と彫刻──千葉市美術館での3つの展示を事例に 森啓輔   屋外彫刻展/シンポジウム:彫刻シンポジウムと屋外彫刻展 戸田裕介                屋外彫刻のこれまでとこれから 藤井匡   パブリックアート/コミッションワーク:彫刻のコミッションワーク 山本一弥                      コミッションワークこころえ 間瀬道夫   展示技術:物体が空間をつくり出す 戸谷成雄        段取り八分仕事二分 𡈽方大  彫刻を記録する   写真家がみる彫刻:写真は現実の再現ではない 山本糾   批評家がみる彫刻:作家ではなく作品を批評する 峯村敏明  彫刻を考える   インスタレーションと彫刻:「立つ」を考える──新たな構造 利部志穂                揺らぐ彫刻とインスタレーション 勝俣涼   レディ・メイドと彫刻:私のレディ・メイド 冨井大裕              既製品、拾得物、日用品              ──〈レディメイド〉あるいは「できあがった彫刻」たち 林卓行   フィギュアと彫刻:空間のための人物像 保井智貴            彫刻の周縁、立体造形の肥沃 gnck   映像によって表現される彫刻:映像との対話、いくつかの断片について 箕輪亜希子                「彫刻的映像」と「彫刻/映像」 三輪健仁   置物と彫刻:複雑な拮抗 留守玲         置物の再生──彫刻と工芸のはざま 木田拓也   銅像と彫刻:「彫刻のわからなさ」から「わからない彫刻」を考える:銅像編 小田原のどか         どうぞうの周縁 石崎尚 おわりに 山本一弥 ー A5判 並製 248頁 武蔵野美術大学出版局

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