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『私の身体を生きる』西加奈子、村田沙耶香、能町みね子、山下紘加、柴崎友香 ほか

1,650円

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17人の書き手が自らの「身体」と向き合って記す、生きるためのリレーエッセイ 私の身体はほんとうに私のもの? 私の身体はどんな視線にさらされ、どのように規定され、内面化されているのか。17人の人気小説家・美術作家・コラムニスト・漫画家・発明家が自らの「身体」と向き合い、ときにユーモラスに、ときに激しく、そしてかつてない真摯さで文章をつむぐ。「文學界」人気連載がついに単行本化。 著者は島本理生、村田沙耶香、藤野可織、西加奈子、鈴木涼美、金原ひとみ、千早茜、朝吹真理子、エリイ、能町みね子、李琴峰、山下紘加、鳥飼茜、柴崎友香、宇佐見りん、藤原麻里菜、児玉雨子の17人。 自分と自分の身体の関係を見つめる言葉が、これまで読んだことのない衝撃と共感をもたらす。 目次 島本理生「Better late than never」 村田沙耶香「肉体が観た奇跡」 藤野可織「「妊娠」と過ごしてきた」 西加奈子「身体に関する宣言」 鈴木涼美「汚してみたくて仕方なかった」 金原ひとみ「胸を突き刺すピンクのクローン」 千早茜「私は小さくない」 朝吹真理子「てんでばらばら」 エリイ「両乳房を露出したまま過ごす」 能町みね子「敵としての身体」 李琴峰「愛おしき痛み」 山下紘加「肉体の尊厳」 鳥飼茜「ゲームプレーヤー、かく語りき」 柴崎友香「私と私の身体のだいたい五十年」 宇佐見りん「トイレとハムレット」 藤原麻里菜「捨てる部分がない」 児玉雨子「私の三分の一なる軛(くびき)」 担当編集者より 「私の身体を生きる」は文芸誌「文學界」で連載が始まったときから大きな話題になりました。女性/女性として生きる17人の書き手たちが、自らの身体をめぐるそれぞれの切実な体験を、ときにユーモラスに、ときに激しく書く。その言葉の熱量と真摯さに、多くの読者が打たれたのです。3年の連載期間を経て、この人気リレーエッセイがついに一冊にまとまることになりました。自分の身体というやっかいなものとどう付き合うか。本書に収められた17のエッセイの中に、そのヒントとなる文章がきっとあるはずです。 232ページ 四六判 軽装 並製カバー装 文藝春秋

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