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『物語ることの反撃 パレスチナ・ガザ作品集』編:リフアト・アルアライール / 訳:藤井 光

2,992円

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監修・解説: 岡 真理 現代パレスチナを代表する詩人が編み遺した、ガザの若き作家たちによる23篇。過酷な「日常」を書き留め、暴力と占領に物語ることで抵抗する、魂の作品集。 2023年12月、イスラエル軍の空爆によって命を落としたパレスチナの詩人、リフアト・アルアライール。忘却に抗うため、そして想像力によってあたらしい現実を立ち上げるため、彼が私たちに届けた、23の反撃の物語。 【目次】 わたしが死なねばならないとしても  リフアト・アルアライール アリー・アブーニァマによる序文    編者による序文    用語解説    Lは生命(ライフ)のL  ハナーン・ハバシー 戦争のある一日  ムハンマド・スリーマーン 助かって  ラワーン・ヤーギー カナリア  ヌール・アル= スースィ 土地の物語  サーラ・アリー ガザで歯が痛い サミーハ・エルワーン 僕は果たして出られるのか? ヌール・アル=スースィ ある壁  ラワーン・ヤーギー  不眠症への願い  ヌール・エル・ボルノ    包み  ムハンマド・スリーマーン    ひと粒の雨のこと  リフアト・アルアライール    撃つときはちゃんと殺して  ジーハーン・アルファッラ オマル・X  ユーセフ・アルジャマール  我々は帰還する  ムハンマド・スリーマーン 下から  ラワーン・ヤーギー    十五分だけ  ワファー・アブー・アル= コンボズ    家  リフアト・アルアライール ネバーランド  タスニーム・ハンムーダ  あっというまに失って  イルハーム・ヒッリース    ぼくのパンなんだ  タスニーム・ハンムーダ    かつて、夜明けに  シャフド・アワダッラー  老人と石  リフアト・アルアライール  傷痕  アーヤ・ラバフ    作者たち    謝辞  訳者あとがき    解説  岡真理    著者 リフアト・アルアライール (アル=アルイール,リフアト) パレスチナの詩人・文学研究者・活動家。ガザ・イスラーム大学卒業後、ロンドン大学にて比較文学の修士号を取得。その後ガザ・イスラーム大学にて世界文学、比較文学を教えた。2023年、空爆により殺害された。 藤井 光 (フジイ ヒカル) 1980年大阪生まれ。同志社大学英文学科教授。おもな訳書に、D・ジョンソン『煙の樹』、A・ドーア『すべての見えない光』、N・ドルナソ『サブリナ』、C・ホワイトヘッド『ニッケル・ボーイズ』など多数。 岡 真理 (オカ マリ) 1960 年生まれ。東京外国語大学大学院修士課程修了。エジプト・カイロ大学留学。早稲田大学文学学術院教授、京都大学名誉教授。専門は現代アラブ文学、パレスチナ問題。著書に『ガザとは何か』などがある。 四六判 268ページ 河出書房新社

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