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『建設現場』坂口恭平

3,740円

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突然の崩壊だ。 これは小説なのか、それとも記録なのか。『独立国家のつくりかた』の異才が、未経験の幻視世界を言語でまざまざと体感させ、新しい次元をひらく書き下ろし長編。 「だから、最後に聞きます。これからはじまることを、あなたは知っていたのですか。それならば、なぜそれを止めようとしなかったのですか。なぜ、あなたはそのまま放置し、労働を続けたのですか。それは自分で理解していたのですか。それともあなたは自分自身であることを見失っていたのですか。」 坂口恭平 さかぐち・きょうへい 1978年、熊本県生まれ。2001年、早稲田大学理工学部建築学科卒業。作家、建築家、音楽家、画家。2004年、路上生活者の住居の写真集『0円ハウス』を刊行。2008年、それを元に『TOKYO 0円ハウス 0円生活』で文筆家となる。2011年、東日本大震災をきっかけに「新政府内閣総理大臣」となった経験を『独立国家のつくりかた』に著し大きな話題となる。2014年『幻年時代』で第35回熊日出版文化賞、2016年『家族の哲学』で第57回熊日文学賞を受賞。その他の著書に『徘徊タクシー』『現実宿り』『けものになること』『家の中で迷子』などがある。 (出版社HPより) 四六判 320頁 みすず書房

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