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サイン入り
¥2,200
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通常版
¥2,200
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小山田浩子+滝口悠生『子供の視点、大人の視点』
日時:2025年5月17日(土)開場:10時30分 開演:11時 終演:12時30分
会場:twililight+配信
詳細、お申しみはこちらから
https://peatix.com/event/4396413/view
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子供の世界へダイブする、カラフルな短篇集
植物や花、虫やさまざまな生き物が乱舞する、色鮮やかで心躍る「子供の世界」へ!
二人の少年が川原で拾った、怪我をした犬の命運は。(「心臓」)
子供が飲み込んでしまったスモモの種はいつ出てくるのか。(「種」)
「穴」で芥川賞を受賞して以来、独自の小説世界を築いてきた小山田浩子さん。近年では海外に招かれる機会も多く、「日本発のマジックリアリズム」の旗手として注目を集める著者が、言葉の奔流のような文体と、顕微鏡をのぞきこむような高精細な描写で「子供の世界」に挑む9篇。
子供の世界へ身体ごとダイブし、子供が見るように世界を見る、唯一無二のカラフルな小説集。
目次
はね
心臓
おおしめり
絵画教室
海へ
種
ヌートリア過ぎて
蛍光
ものごころごろ
担当編集者より
2010年にデビュー、2014年に「穴」で芥川賞を受賞し、独自の小説世界を築いてきた小山田浩子さん。近年では海外に招かれることも多く、「日本発のマジックリアリズム」の旗手として注目を集めています。
その特徴は言葉の奔流のような饒舌な文体と、顕微鏡をのぞいたような日常の高精細な描写といえるでしょう。ふだんの生活の中の当たり前の光景が、小山田さんの筆によって異質な、きらきらしたものに変化するのです。
本書には、その唯一無二の筆致で「子供の世界」を描く九つの作品が収められています。子供を描くというより、その読書体験は、子供の世界へとダイブし、子供が見るように世界を見る、という感じに近いかもしれません。
すべての子供とかつて子供だった大人に贈る、色鮮やかで心躍る短篇集です。
(出版社HPより)
四六判 上製 上製カバー装 200ページ
文藝春秋