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岡野大嗣と佐内正史のWサイン入り
¥2,090
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通常版
¥2,090
歌人の岡野大嗣が生まれ育った大阪の街を、
写真家の佐内正史と巡った夏の記憶。
2023年の7月と2024年の8月、2年をかけてつくった短歌102首と写真42枚を収録。
造本は180度開くコデックス装で、写真が美しく展開されます。
【収録歌より】
人がきて信用金庫の自動ドアひらいて夏がひらめいていく
きらきらと風を車に呼び込んで午前みたいに午後をはじめる
かつてあった出版社の美しい名に会話が混線して花が咲く
声がして水遊びだとわかる声 二時から二時の声がしている
郷愁は遠いところをやってくる未来にちょっと寄り道をして
【著者より】
〈東京から黄色い車でやってきた佐内さんと歩いた夏。
短歌が写真に、写真が短歌になる瞬間をお楽しみください!〉
岡野大嗣
〈写真の時差の中にいた2年間!
「そば犬」をよろしくお願いします!〉
佐内正史
「歌人の岡野大嗣さん、写真家の佐内正史さんと本をつくりました。タイトルは『あなたに犬がそばにいた夏』です。本書に犬は出てきませんが、誰かにとっての大切な犬のように、それぞれにとっての大切な"何か"との日々を思って形にしました。」
(出版社サイトより)
仕様:B6変形 コデックス装 160頁オールカラー
短歌102首、写真42点収録
装丁:佐々木暁
刊行:ナナロク社