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音楽のために、生きている。
青葉市子、はじめてのエッセイ集。
夢と現実が溶け合う、永遠に似た時間。
深い海に潜って見つけた、小さな創作のかけら。
「大雨みたいな拍手が聞こえる。
様々な人生のひとときを預かる、
ステージの袖で、深呼吸をしている。
どうか音楽よ、私たちを包んでと祈りながら。」
目次
1.停泊する商店街
2.手のひらの地球儀
3.夢のありか
4.蠢く聲たち
5.海の枕
6.空に浮かぶ塔
7.混線と結束
8.めくるめく旅路
9.兎の尾龍の爪
10.丘の上の青い光
11.水瓶
12.春のあらわし
13.翠たちの夢
14.あお、みどり。
15.夢法師
16.ねえ、ペンギン。
あとがき
「群像」2023年5月号~2025年1月号(2023年6月号、2024年2月号、8月号、9月号、12月号を除く)。書籍化にあたり、加筆修正をおこないました。「まえがき」と「あとがき」は書き下ろしです。
【イラスト】青葉市子
【装幀】名久井直子
四六判変型 176ページ
講談社
(出版社サイトより)