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『スロー・ルッキング よく見るためのレッスン』 シャリー ティシュマン / 訳:北垣憲仁・新藤浩伸

4,620円

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タイパだ、コスパだ……なんと古臭いのだろう。ハーバード大学プロジェクト・ゼロ主任研究員の著者がゆっくり見ることの効用を様々な角度から論じ、少しの工夫で誰でもできる実践的な提案を行う。ゆっくり見れば世界が変わる、教育学研究最前線――スロー・ルッキングのすすめ。 Shari Tishman, Slow Looking: The Art and Practice of Learning Through Observation, Routledge, 2017の全訳。 【本書「第1章 はじめに――スローということ」より抜粋】 ――スロー・ルッキングの定義は難しくありません。一見して目に映る以上のことを、時間をかけて丁寧に観察するということです。先のエピソードもその例ですが、教室で、美術館で、研究室で、インターネットで、裏庭で、近所を散歩しながらなど、人びとが世界を時間をかけてじっくりと観察するあらゆる場所で起こっています。/本書は、学びの方法としての「スロー・ルッキング」を探究するものです。―― 目次 序文   第1章 はじめに:スローということ   第2章 見るための方策   第3章 スローの実践   第4章 見ることと記述すること   第5章 博物館で見る、確かめる   第6章 学校で見る   第7章 科学のなかの「見る」   第8章 スロー・ルッキングと複雑さ   第9章 おわりに:スローから考える 訳者解説(北垣憲仁・新藤浩伸) シャリー ティシュマン ハーバード大学教育学大学院講師 ハーバード大学教育学大学院の研究開発センターであるプロジェクト・ゼロのシニア・リサーチ・アソシエイト。思考と理解の発達、芸術における学習、芸術を通した学習を中心に研究している。主な共著に“Maker-Centered Learning: Empowering Young People to Shape Their Worlds”(Jossey-Bass, 2016)、“Critical Squares: Games of Critical Thinking and Understanding”(Teacher Ideas Press, 1997)、“Thinking Classroom, The: Learning and Teaching in a Culture of Thinking”(Allyn & Bacon, 1994)など。 北垣 憲仁 都留文科大学地域交流研究センター教授 新藤 浩伸 東京大学大学院教育学研究科准教授 四六版 ・ 240ページ 東京大学出版会

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