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本屋に勤めて30年、その四分の三くらいは無駄に生きてしまったと書かれていますが、その日々のことも交えて書いてくれているので本屋を始めて1年ちょっとの自分にも身近さを持って読めるし、働いて生きていく話としてたくさんの気づきがある本だと思います。
カフェでひと息ついたり、本を読むことで心に余白が生まれて、自分の過去や現在に思考を漂わせることで、今の自分が何を求めているかわかってくる。考えられるのは、過去があったから。無駄な過去はきっとないんだと思えてきます。
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12のエッセイ・6つの書評・5年間にわたる日記で構成された、文庫サイズの小さな本です。
書店員歴30年、千葉県佐倉市・志津の地で10年店長を務める著者が奮闘する日々の記録。
本屋として場を構えること。本を読むこと。音楽を聴くこと。文章を書くこと。
職業人としての矜持、政治に対しての怒り、店に足を運ぶお客への謝意、作家・出版社・同業者との連携の可能性。
真摯でありながら、ちょっと抜けていたり、それでも飽くなき向上心がある著者の文章に心打たれます。
152 A6判
装丁 柏崎沙織
装画 大石トロンボ
日野剛広
1968年生まれ。1993年有限会社ときわ書房入社。2013年よりときわ書房志津ステーションビル店店長。書店員歴30年。志津歴10年。酔っ払い歴●●年。