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日本はかつて国策として移民を推奨する「移民送り出し国」だった。沖縄からパラグアイまで開拓地をめぐり、戦争に翻弄された労働者たちの声を拾い集める、聞き書きルポルタージュの決定版。
下記ページの該当箇所の人名に誤りがありました。
訂正してお詫び申し上げます。
【誤植】
誤:上原良二
正:上原和彦
P2 目次 右から5行目
P61 章トビラ
P62 右から9行目
P78 右から1行目
P194 謝辞 右から3行目
(出版社HPより)
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目次・収録作品
まえがき
父のいない戦後 札幌・平尾富士子さん
台風と格闘した開拓 種子島・中川博司さん
遊水地に拓いた未来 我孫子・玉根康徳さん
PTSDを呼び起こされる戦後 那覇・上原和彦さん
死亡も補償も認められない 一六歳の兄の戦死 那覇・阿良光雄さん
靖国に祀られた母 札幌・野村武さん
パラグアイからアルゼンチンへ 埼玉・鈴木光さん
除草剤入らなかったらつぶれてた パラグアイ・フラム 溝際孝市さん
二つの大和村を生きた夫 パラグアイ・エンカルナシオン 中村博子さん
移民の子が大使になった パラグアイ・フラム イサオ・タオカさん
あとがき
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寺尾 紗穂 (テラオ サホ)
1981年東京都生まれ。2006年に『愛し、日々』でシンガーソングライターとしてデビュー。音楽活動のかたわら文筆家としても活動し、著書に『あのころのパラオを探して』『彗星の孤独』『天使日記』など。
単行本 四六判 / 200ページ
河出書房新社