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作品特集 声のありか
◎作品
吉増剛造 ナノ棒、ナノ棒
藤井貞和 蟻の思惟
長沢哲夫 木のように やわらかく 他二篇
季村敏夫 淼
帷子耀. ヨヒヤミナヘニ 五月からみなつきへ
伊藤比呂美 Diane
管 啓次郎 開拓時代
古川日出男 神域狼狼
新井高子 睦言
大崎清夏 あとに残らないものを作る
橘上 橘上・ソシアリスム(原題:Poème socialisme)
佐藤雄一 吐く前後
山﨑修平 平塚、春、朝の蜂蜜
佐峰存 極楽鳥
野崎有以 ちょうちょとカリヨン
田中さとみ 火星の植物
柴田聡子 さいきん、私は
蜆シモーヌ 供物のへるつ。や ぬたぷ た 、や
◎インタビュー
中尾ハジメ 自分たちの手で文化を創る 兄・片桐ユズルのこと
◎論考
瀬崎圭二 詩を聴くということ
◎新連載
岸田将幸 見ること、生きること 「私」のリアリティと「よき心根」のひとたち 夢の後のかざぐるま
◎受賞第一作
中嶋中春 Diamond Life 第62回現代詩手帖賞受賞第一作
花氷 鏡の間から 第62回現代詩手帖賞受賞第一作
◎連載詩
高橋睦郎 奉仕と返礼 ライナア・マリア・リルケヘ あなたへ
川満信一 筆先の旅 他一篇 言語破れて国興るか
平田俊子 指定席 なにが詩それが詩
江代充 尽くし野にて 集中連載・小冊の栞
高柳誠 M嬢のアリア 集中連載・光の階梯/闇の折り目
◎連載
蜂飼 耳 事物の向こうを感知する 岡本啓 詩の現在へ
青野 暦 更紗の布がひとつづき 明るいページで[インターポエティクス]
青柳菜摘 セルフィー セルフインプロヴィゼーション[インターポエティクス]
◎レクイエム
朝吹亮二 榎本櫻湖のこと
◎クリティーク
小髙美穂 光芒のさきの音を聴く 本誌表紙写真解題(二〇二四年上半期)
◎レビュー
森山恵 言語前の淵源に在るもの ダンス公演『The Waves』
◎書評
水島英己 〈うた〉の可能性、〈ことば〉の根拠 秋山基夫『花下一睡』
陶原葵 靄に焙り出された道/あの消えたはずの/わたしの内部 たかとう匡子『ねじれた空を背負って』
金井雄二 思いのこもった、私的詩人論集 平川克美『ひとが詩人になるとき』
張文經 「空」を形どる 澤直哉『架空線』
小笠原鳥類 「おなじみの食品店でぜひお求めください!」、現実には書店だが ピエール・ヴェリー/塚原史訳『サインはヒバリ』
◎月評
神尾和寿 言葉に用いられて 詩書月評
松本秀文 雷鳴語入門 詩誌月評
安里琉太 Life Easy 阪西敦子『金魚』 到来する言葉[俳句]
笠木拓 パースペクティブと偏愛と 「現代短歌」五月号特集「Anthology of 40 Tanka Poets」 うたいこがれる[短歌]
◎新人作品
6月の作品
◎選評
川口晴美 緊張。感電。これ読んでみて!
杉本徹 一喜一憂をこえて
表紙・扉写真=伊丹豪
表紙協力=小髙美穂
表紙デザイン=中島 浩