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他者と生きることの哲学
他者と生きるために、いま一番大切なこと。
東畑開人さん推薦!(新書大賞2026受賞作『カウンセリングとは何か』著者)
「会話は生きたり、死んだりする。壊したり、壊されたりする。ふしぎとしか言いようがない。この謎を村上さんが解き明かしてくれる。」
AIの進化によって、「言葉」は日常に溢れるようになった。しかし、加速する現代社会では、生活に息づく「会話」が失われようとしている。なぜ、会話はうまくつづかないのか。なぜ、居心地の悪さを感じるのか。何でもない会話ができるところにこそ、真に安全に生きるための場所はひらかれる。実践者の声と哲学的思考を往復しながら練り上げた、「ケア」の最前線。
【目次】
第1章 言葉があふれ、言葉が失われる
第2章 会話はなぜ大事なのか
第3章 生き延びるための会話
第4章 対話と沈黙
第5章 声を聴く方法
終 章 この社会で言葉を取り戻すためにできること
村上靖彦
1970年、東京都生まれ。大阪大学人間科学研究科教授、感染症総合教育研究拠点(CiDER)兼任教員。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程満期退学。基礎精神病理学・精神分析学博士(パリ第七大学)。専門は哲学、現象学的質的研究。著書に『自閉症の現象学』(勁草書房)、『摘便とお花見』『在宅無限大』(以上、医学書院)、『子どもたちがつくる町』(世界思想社)、『ケアとは何か』(中公新書)、『交わらないリズム』(青土社)、『客観性の落とし穴』(ちくまプリマー新書)、『とまる、はずす、きえる』(宮地尚子との共著、青土社)、『アイヌがまなざす』(石原真衣との共著、岩波書店)、『刑務所で当事者研究をやってみた』(向谷地生良との共編著、医学書院)など多数。
新書 248ページ
(版元情報より)