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かつて焚き火を囲んで民話が語られたように
映像がその光となって〈つぎの民話〉が生まれる。
傑作ドキュメンタリー映画『私だけ聴こえる』で知られざる〈コーダ= CODA〉の世界を描き、驚きと共に世界に迎えられた松井至監督による、初めての著書。
映像を〈見る〉〈見られる〉という関係から解き放ち、その場にあらわれるものを〈共視〉することでひらかれるドキュメンタリーの新しい可能性。
……石巻、いわき、奈良、京都、朝日町、西会津、前橋……
日本各地を旅し、人に出会い、撮影を続ける日々の中で、〈映像とは何か〉〈映像に何ができるのか〉を探究し続けた、二年間の旅を綴る、体験的映像論。
本書で制作過程が描かれた、松井監督の映画7作品の鑑賞リンクがついています。
映像と共にお読みください。
握手|プロローグ
家は生きていく|石巻
近くて遠い海へ|いわき
ゆびわのはなし|御所
いのちの被膜|京都
〈つぎの民話〉へ|ウガンダ——朝日町
田んぼに還る|西会津
光を読む|映画『私だけ聴こえる」
うたうかなた|前橋
想起するまなざし|エピローグ
四六変形判 仮フランス装(193×123ミリ)336ページ
協力 佐藤恒平(まよひが企画)
装幀 須山悠里
信陽堂
(版元サイトより)