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詩17編 函付
多和田葉子書き下ろしの詩を、活版印刷し、夫婦箱に納めています。
くっきりと強く力のある、詩の言葉。
こつこつと階段を登ってくる
剝き出しのかかとの骨
ベル 遠く鳴り
別の患者たちが礼を述べている
白をタフタフと着た医者だろう
腫れた喉から喉へとハシゴして
冥土カフェで休憩する
―――「りんごの葬り方」(部分)
(版元サイトより)
ゆめある舎